身毒丸/蜷川幸雄・藤原竜也

演劇

「身毒丸 ファイナル」DVDで視聴
2002年に上演された作品です。

実は、一度観てから続けてもう一度観ました。
いつも思うのですが、生の舞台とは違って映像で観ると一度では世界に入って行きにくいのです・・・。

感想。
これは、ぜひとも劇場で見たかった・・・。

あくまでも個人的な感想です。

ものすごく後に残ります。
何が残っているのか?

人間の心が壊れた時の顔、行動。
意味の無い、けれど逃げることのできない「社会のルール」
社会のルールから、はみ出してしまった人生。
見たくなかったものを見てしまった瞬間。
見てはいけないものを見てしまった瞬間。

高熱でうなされた時に見る悪夢のように舞台上で、そのシーンが再現される。
夢か現実か、わからないようなシーンがいくつか出てくる。

「ストーリー」「物語」ではなくて、「人間の感情」そのものがテーマ。

だから深いし、重いし、熱いし、冷たいし、悲しいし、美しい。

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