シアター・ドラマシティにて観劇
演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演：堺雅人、橋本じゅん、八嶋智人、山内圭哉、橋本さとし
だめだ・・・最近、忙しすぎて、観にいった記録を残せてない(T_T)
いまさらだけど、感想。
ほんと、登場人物全員が狂気or異常を持ってるんだもん。
一見、まともな人たちなのにね。
しかも、人殺しちゃったりレベルの異常さです。
話自体は、「ぅわぁ～・・・なんだかなぁ・・」って感じの
居心地の悪い面白さでした。（笑）
◆堺雅人
お父さんの恋、以来。
こういう狂気を隠し持ったキャラ、現代ではもしかして実は多いのかも。
若い頃はいい大学出てて、オタクで、ハムスターを異常に愛していて、今は会社の偉いさんで威張ってて、おまけにゲイで、幽霊と会話して。
最後に殺人しちゃう。
怖いんだ。
役者さんとしては、見たこと無いキャラで面白かった。
◆橋本じゅん
メタルマクベス、以来。
これまたいつものキャラと違って、嫌な奴。
わがままで、弱いものイジメして、結局二人も殺してるし。
関西のいかれちゃったオッサンのところは、インパクト大。
こうなると人間て悲しいね。って感じでした。
◆八嶋智人
生でみるのって、たぶん・・・初。
最近テレビで「消失」は見ました。
これまた・・・嫌な奴。
ずけずけモノを言うし、人殺しちゃうし。（笑）
実は昔の恨みをずーっと心の奥に秘めていて、ほんとに復習しに来ちゃうし。
矢嶋さんの関西弁、新鮮だったなー。奈良出身とは知らなかった。
◆山内圭哉
ダブリンの鐘つきカビ人間、以来。
この人も、殺人計画しちゃう。
途中、カツラかぶって出てくるんだけど、エライ男前で驚きました。
◆橋本さとし
ダブリンの鐘つきカビ人間、以来。
あと、はるか17才でのキャラが最高でしたね。
この人は・・・幽霊だから、殺してないか。
あ、いや、ハムスター殺してるな。うん。
結局・・・登場人物、全員異常です。
なんちゅー話でしょう。（笑）
個人的には、こーゆー、いやな感じの話は嫌いではないです。
ちゃんと文章にしたら、文学的な感じがしませんか？
