テレビで放映されたものをリアルタイム視聴。
なんと、ちょうど原作を読んでいるところでした。
本屋のPOPでドラマ化を知り、驚きました。
原作は全3巻。なかなか読み応えのある作品です。
そのうちドラマ化されるだろうとは思ってたのですが、一番驚いたのは山本耕史さんの出演!
これは嬉しい〜。
さらに他のキャスティングを見て「ほぼぴったり~」と思いました。
原作での鉄平は
”大柄でガッシリしていて、男らしい。”
というキャラクターなので
木村拓哉?大丈夫??
って思ってましたが、キムタクならではの独特の魅力でしっかり主役になっていました。
トレンディードラマ以外での演技を見たのは初めてでしたが、良かったです。
これから木村拓哉が、唐沢くんのように「大物役者」として認められるかどうか、このドラマにかかってるような気もしました。
対して、銀平の山本耕史は原作のイメージどおり。
”感情を表に出さず、冷たく、端正な顔立ち”
高須相子の鈴木京香は、この人以外には考えられない!というくらいのハマり役でした。
ハマりすぎで怖いくらいです。
他に原作のイメージどおりだー(^^;って思ったのは西田敏行。
この人も何やらせてもホント上手いです。
少し気になったのが、原作を読まずしてドラマだけ見る人はストーリーについていけたのでしょうか…
登場人物が多いし、エピソードも盛りだくさんです。
でも結構、うまく展開してますよね。
いろんな役が、説明役も兼ねながら展開しています。
あと全体的に豪華なだけに、ツッコミどころが目立ちました。
ロボットの錦鯉はやらなければ良かったのに。
肖像画も笑えました。
猪に襲われるシーンは原作とギャップありすぎました…。
重要なシーンなんですが。
山本耕史さんは小説と違う展開でしたが結構いい役になってました。
熱い銀平もいいです!
それにしてもキャストが豪華。
一瞬しか映らないような役でも、いい役者さんがたくさん出演されてます。
色々書きましたが、とても上質なドラマでした。
これからもこういう作品を見たいなぁ。