硫黄島からの手紙/渡辺謙・二宮和也・加瀬亮

映画

戦争。
他人事ではないのです。

私のおじいちゃんは戦死してるしね。
残ったおばあちゃんは、本当に苦労した。
当時のことを聞いても、言いたくないらしくて話してくれない。
やっぱり、つらすぎるんだって。

そんなおばあちゃんも亡くなりました。
戦争の悲惨さを知ってる人が、どんどんいなくなっていることが怖いなって思う。

例えば、ね。
私が単にファッションだと思って着ていたアーミー柄のTシャツ
それを見て、おばあちゃんが何て言ったか。


「戦争中でもないのに、なんでわざわざそんな柄着るの?」

すごく悲しそうな顔で聞かれた。

やっぱり、私達が生まれた時は戦争は終わってたし、
現実問題として意識できないんだよね。

そんな私達だけの世界が訪れてる今。
戦後生まれの総理大臣の時代。

喉元過ぎれば熱さを忘れる…って言うし。
本当に怖いと思う。

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